ファーマーズユニオン天歩塾とは…
 無茶々園の新規就農者育成機関であり、新しい農業の形態を模索する集団でもあります。
 ファーマーズユニオン天歩塾は無茶々園の新規就農者の受け入れ・育成機関として1997年に設立されました。以来、延べ十数名の研修生が共同生活を行いながら柑橘や野菜の生産に取り組み、5名程の若者が明浜でみかん農家として独立あるいは半独立の形態で定着するなど、一定の成果を残してきました。
 また、日本の農業の先が見えない中、新規就農者を中心として集団出作りという新しい農業の形態を模索し始めています。
ファーマーズユニオン天歩塾・設立趣意
 ここ明浜町でみかん百姓をしている我々の多くは、柑橘栽培を始めて二世代目にあたり、今、第三世代に移りつつあります。かつて「黄色いダイヤ」といわれた蜜柑は、昭和40年代前半で供給過剰となり、約370万トンをピ−クに、以後現在まで供給過剰基調が続き、柑橘農家は半殺しの状態で今日に至っています。蜜柑の適性需要量は80万トン前後といわれ、今後も農家経済の厳しい状況は続くものと予想されます。

 それに加えて、毎年のように起きる異常気象、1996年は遂に収穫量が半作以下となり、1997年はやっと平年作に返ったと思えば、構造不況の中で未曾有の価格暴落。1998年産の温州蜜柑は4・5月の異常高温によって花が落ち、平年の30%という生産量になりました。地元での柑橘専業では、あまりにもリスクが大きくなったと考えられます。そして、米まで自由化し、世界中で日本市場を狙った温州蜜柑栽培がすすめられようとしている中で、労働生産性の上がらない立地条件、後継者不足、労働不足、おまけに嫁さん不足・・・。

 こういった現状を踏まえて、リスクの分散のためにも、次代を担う若者達の為にも、夢とロマンの持てる新しい農業を開拓していかねば、と思います。無茶々園の生き残りは、集落企業体的集落協同化、つまり、地域社会協同組合化の中で、集団出作りという農業の確立が生き残り戦略の一つと考えます。
...片山元治
天歩塾の目指すところ
 天歩塾は農業の研修を通して、自立できる新規就農者の育成、農業経営の新しい形態の確立と地域での生活インフラの充実を図り、併せて自然の摂理を楚とし、宗教・イデオロギーを超えて世界に羽ばたける人間を育てることを目的とする。
 やっと歩き始めた子供が梯子に登ろうとする。これを「てんぽ」な事をするという。この行為を夢追いロマンの行為と取るか危険な行為ととるか、天歩塾はそこを究めることを併せて目的とする。
...片山元治
天歩塾の活動
 Fユニオン天歩塾では、農作業を中心として、出荷作業、圃場整備などの様々な活動を行っています。
 農作業は、無茶々園の生産者手伝いと、天歩塾管理農場の運営の2つに分けられます。天歩塾管理農場では、基本的に無農薬・無化学肥料での農業を実践しています。
圃場・作業内容の紹介
無茶々園での研修に興味のある方は…
 ファーマーズユニオン天歩塾は新規就農を目指す研修生を受け入れています。
 詳しくは、こちらをご覧下さい。
無茶々の里仲間募集

ファーマーズユニオン便り