ファーマーズユニオン天歩塾は、地域の担い手育成と共に、集団出作りという大規模有機農業の実践を目指して活動しています。
 明浜に拠点を置き、みかんの技術を学びたいものは無茶々園の生産者を回り、新しい農業に挑戦するものは愛媛県内各地にある畑を出作りする。これが天歩塾の基礎となる活動です。
 無茶々園の本拠地である明浜だけでなく、南予を中心として愛媛県内に点在する作業の場を紹介します。
明浜
無茶々園生産者手伝い
 みかん栽培の技術を学ぶには、プロフェッショナルと共に作業をするのが一番。明浜には80軒以上の有機栽培に取り組む無茶々園のみかん農家があります。研修の中でも、みかん農家としての独立を目指す人には派遣の機会を多く設ける方向にあります。
 また、研修生の派遣によって、地域の労働力を補完する意義もあります。特に11月から1月の収穫シーズンには人手を要するため、生産者の手伝いをする機会も多くなります。
共同園
 明浜には、1ha程度のFユニオン天歩塾の柑橘園があり、共同園と呼ばれています。研修生が中心となって伊予柑やポンカンを生産していますが、“サゴ畑”と言われる急斜面の畑が多く、作業には苦労させられます。
南郡
 愛媛県の最南端、南宇和郡(南郡)には3ヶ所の大きな圃場があります。御荘と城辺の2ヶ所では甘夏を中心とした柑橘を栽培し、一本松では穀類・野菜を栽培しています。
南郡柑橘園(御荘・城辺)
 Fユニオン天歩塾による柑橘栽培の中心となる圃場です。明浜から日帰りあるいは数泊で出かけ、人数を集中した作業を行います。
 御荘は約3ha、城辺は約4haの広さがあり、大部分で甘夏の生産を行っています。他には土佐文旦、美生柑、ニューサマーなどもちらほら。また、城辺町の畑には2ha以上の開墾地にレモン、ブラッドオレンジ、紅茶などの苗木を植え、成長を見守っている最中です。
一本松農場
 高知県との県境に近く、約4haの野菜畑があります。春・夏には麦などの穀類を中心に、秋・冬にはサトイモ、キャベツなどの野菜を生産しています。一本松農場は無農薬・無化学肥料による大規模な野菜栽培の試みでもあります。
 一本松農場にはコンテナを改造した宿舎があり、南郡に泊まりで作業に来る際に利用しています。
北条・風早農場
 2001年の11月に取得したばかりの新しい農場。約7haの広さがあり、常駐の管理者を置いています。明浜からは必要な時期に泊り込みで研修生を派遣する体制をとっています。
 この風早農場では玉ねぎ、ジャガイモ等の野菜や穀類を無農薬・無化学肥料で栽培します。2002年には新しく生産法人を立ち上げて、新しい活動を行っています。
圃場所在地図
 天歩塾の圃場は南予地方を中心とした愛媛県に点在しています。各圃場を有機無農薬で、出作りによって運営していくことが大きな目標です。
 また、この他にも、宇和には無茶々園の大きな倉庫があり、甘夏や野菜の貯蔵・出荷に利用しています。

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