無茶々便り
2004年11月9日(火)
台風その後。
 今年は相次ぐ大型台風の上陸に新潟の地震と、日本中が天災に見舞われる年になりました。無茶々の里では9月の台風18号によって様々な影響が出ています。
塩害1 塩害2 段々畑
 台風18号による塩害の様子。みかんの葉が落ち、果実だけが成っています。みかんの葉がなくなってしまうと光合成が進まず、果実にも大きな影響が出てしまいます。(左上)
 落葉がひどい場合には、成っているみかんも摘み落とさなければいけなくなります。今年は温州みかんを中心に、当初の見込みから半分近くまで収量が落ち込むことなりそうです。(中上)
 台風18号から2ヶ月が経った段々畑。いつもなら緑とオレンジで覆われるのですが、寂しい秋になってしまいました。これでも新芽が出て緑を取り戻したほうで、台風直後には「山が真っ赤になった。」というほど。(右上)
塩害を受けた苗木 大雨 ヒヨドリ被害
 小さな苗木にとっては塩害は深刻です。無茶々園では改植に取り組み始めた矢先の台風被害。せっかく植えたばかりの“せとか”の苗木も完全に枯れてしまいました。(左上、宇都宮俊文「アジロ」)
 相次ぐ台風で雨の量が非常に多く、宇和島の8〜10月の降水量は平年の約2.5倍だったそうです。みかんにとっても味の乗りが悪くなったり、腐敗果発生の原因となってしまいます。(中上)
 また、動物の被害が多いのも今年の特徴です。幸いにもカメムシの発生はなかったのですが、ただでさえ収量が減っている中、みかんが成っているところにはメジロやヒヨドリがやってきます。(右上)
イノシシ被害1 イノシシ被害2 助さん
 台風の影響で山にもエサが少ないのか、イノシシも畑にやってきます。イノシシは体を樹に乗り上げてみかんをもぎ取っていきます。枝を折ることもあり、樹へ大きなダメージを与えてしまいます。(左上、高岡助則「カゲウラ」)
 大食漢のイノシシがみかんを食べた跡。この園地では極早生みかんの大半がイノシシにやれてれしまいました。(中上、高岡助則「カゲウラ」)
 「こんな年はないで・・・。」と園主の助さん。来年はイノシシ対策に電器柵でもたてようかと気を取り直しておりました。
無茶々便り
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みかん便り / Fユニオン便り