無茶々便り
2003年10月18日(土)
数年ぶりのカメムシ大発生。
 大風が吹いた後に湧く傾向があるカメムシ。無茶々の里では、9月の20日を過ぎた辺りからカメムシの発生が顕著となりました。毎年少しは出るのですが今年は久しぶりの大発生で、温州みかんを中心に被害が広がっています。
 四国沖を大きな台風が通過した9月の下旬、多くの農家から「うちは大丈夫かと思って樹をゆすったら、カメムシがワッと飛び出してきたんヨ。こりゃもうコタワンようになった(耐えられなくなった)。」という声を聞くようになりました。カメムシは、果皮が薄く熟れが進んだ果実から吸汁します。そのため温州みかんへの影響が大きいのですが、中でも出荷間近の極早生や早生系のみかんへの被害が集中するようになります。
 カメムシに汁を吸われた果実は、可食部がスカスカになる部分が出るため食味が非常に悪くなります。また、ひどい場合には果実が変色して落下してしまいます。カメムシへの対策としては、フェロモントラップの研究が行われていたり、ネットの設置を試してみたりしていますが、いずれも実用には至っておらず、被害が深刻になるともうカメムシ対策の化学農薬(ロディー、ベストガード)を使わざるを得なくなってきます。
 非常に残念なことですが、今年の温州みかんはカメムシの影響を大きく受けることになりそうです。今年はカメムシ防除を行ったものを消費者の皆さんにお届けしなければならないことが多くなりそうですが、何とかご理解頂けたらと思います。
無茶々便り
2003年9月以前の記事は・・・
みかん便り / Fユニオン便り