ISO14001取得への道のり
学生の頃を思い出すのう 百姓の道具にパソコンも仲間入りか
キックオフ宣言(2000年2月)
 2月17日・18日、ISOについて学ぶべく研修会を開催。ISO認定補助機関である「農業食品監査システム」(東京)から講師を2名招いて無茶々園の全生産者50名の他、家族、就農研修生7名ら合計85名が集まりました。
 研修は2日間びっしり組まれ、安全な食べ物を求める消費者の要望により深くこたえるため、生産者・圃場・栽培管理・出荷・環境管理の各台帳の記入などを学びました。みな帰り際には顔が死んでおりました。「勉強しとうない為に百姓を選んだのに、この年になってこんな勉強せんといけんなんて…」と顔に書いてありました。この地獄の講習からISOの取り組みが始まったのです。
パソコンのお勉強(2000年6月〜)
 ISO14001を圃場にて認証取得するには、農家がパソコンにて自分の畑の作業を日々データ化し管理するしかないと判断し、生産者全員が一家に一台パソコンを購入しました。IT革命の波が陸の孤島・超高齢化社会の先端を行く明浜町にも襲いかかってきたのです。
 パソコンのパの字から始まり、マウスの持ちかた、電源の入れ方…。でもオッカナビックリ触っていたのが遠い昔のように、今では離れた子供と電子メールをやりとりしたり、孫に使い方を教えてもらったりと、新しいコミュニケーションの道具になりつつあるようです。(簡単に使いこなせるようになったわけではありませんが…。)
環境管理委員会発足(2000年7月〜)
 会長の指名で環境管理委員会発足。環境管理責任者を主導に、事務局も本格的に動き出します。
勉強会(2000年9月〜)
 ようやく形になった無茶々園環境管理マニュアルの勉強会。こんな分厚いもん読めるか!という生産者をなだめ、支部(地区)での勉強会を開く。勉強会を開くほどに問題点が出てきて毎週役員会議。夜の会議後今晩明日の箱づめ用の箱たてせんとイケン…」、暗がりに光る倉庫を見てしまうと、事務局としても辛い日々でした。
審査(2000年12月)
 書類審査(9月)、初動審査(10月)を終え、12月11・12日本審査。前夜の戦場のような徹夜の準備が嘘のように、穏やかに審査の方を迎えました。色々と勉強になった審査。出来ていない点、今後取り入れていくべきことが見えてきました。審査の最後に「皆さんの努力の結果が見えたので判定委員会に審査の結果を提出します」と聞いたときの安堵。紅葉した山がきれいで海が青い一日でした。

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